1年間コンビニ店員をやってみた

メリットを考えてみた
  1. マルチタスク
  2. 一つ一つが難しくない
  3. 後から入ってもすぐ追いつける

ざっとこんな感じです。1から順に説明していくと仕事に就く前は楽そうにみえるコンビニですが常にレジをやりながら業務をこなしていくのでちょっとやってレジ、ちょっとやってまたレジ応対の繰り返しで忙しく飽きてる暇なんかないです。逆に言えば没頭したい仕事が好きな人は向いてないかもしれません。

一つ一つが難しくない

そんなに朝、昼、夕勤に難しい作業がないところです。やることは意外と多いのですがすべて慣れてしまえば簡単です!なので何歳の方にもオススメであり、仮になんらかの理由で辞めてもまた違う店舗で働けばいい。

後から入ってもすぐ追いつける

これは完全に実体験そのままなのですがレジのオペレーションを隅々まで忘れないでやれるかといったら長年やってる人のほうが有利かもしれませんが、それ以外は基本的にすぐ追いつけるものばかりなので仕事が相手よりできないと気を使ったりする部分も早い段階で上下関係なくフラットに働けるというのもメリットだと思います。

デメリット
  1. 接客業なのでクレーム応対
  2. 最低時給
  3. シフト問題

デメリットは挙げ出したらキリが無いのですがまず小売販売業務なのでレジの無数のオペレーションがあり、処理がそのときによって違うので間違えてしまうことがあればクレームにも繋がります。まだ間違えた場合はこちらが悪いので自業自得ですが、サービス業なので一方的な向こうのミスでも謝るのも当然になってきます。ポイントカードのことを聞いても話を聞いていないのか一旦は断るのにすべて終わってから「ポイントカードは?」と聞いてくる人もザラにいます。そうした場合も「いや、聞いたんだからそちらが悪いでしょ?」なんて言い返すことは店員として出来ないので一旦返金処理などをし、また商品を一つ一つバーコードスキャンし会計を何もなかったかのようにするまでが接客です。

最低時給なのにやることは多い

基本的にコンビニ求人をみてわかる通り特別な場所でもない限り、コンビニ時給はその都道府県の最低時給です。朝や夜勤は高くなりますが昼、夕勤はあまり変動がない。ですが夕勤には夕勤なりの忙しさがありなるべく人件費を削減したいところだと2人でやることが普通でお客が多い日だとレジにいる時間が長いのでそれ以外の業務ができず大変です。更に常に企業として売上は伸ばさないといけないのでやることは増えても時給は変わりません。

シフト問題

続いて色々ある中でこれをピックアップしました。基本的に求人すべてに言えることですが昼の時間帯ってこういう商売はそんなに募集してません。なぜなら特にあまり社員がいらないパートでまかなえる職場って主に9時〜17時ぐらいまでしか稼働できない主婦がシフトを牛耳ってるからです。その元々いる主要パートに合わせてこちらが14時入りだったり15時だったり、学生が急遽休みなら頼まれて穴埋めで入るとか都合が変わり予定が崩れやすい。はっきりと自分で決めたシフト通りにしか働かないという人なら大丈夫ですがなかなか断りずらかったりします。なので毎回他の仕事みたいに月〜金朝8時から17時までといった環境ではないのでシフトでシワ寄せ、理不尽な無くてもいい悪循環が起こりやすいかと思います。

逆に言えば完全な成人すぎたフリーターにはシフトの自由度が高いためそこを補わないといけない可能性が出てくるバイトだけど主婦とかや学生には融通が利く良いバイト先ということにもなります。

なので決してメリットだけではなく悪い部分も目立つ職場ではあるが近年のコロナ禍で会社がどんどん倒産する感じなどからも検討すると24時間店を営業し続けなければならない需要と供給にまだ影響がなく然程難しいこともない誰でもすっと働ける候補としては良いと思います。例えば夜勤は時給が高いので、掛け持ちだったり目標と理由をもってある程度スパンを最初から決めて働くならオススメです。